動物も人も命の尊さは同じ。大ケガで倒れている老犬を助けた警察官達の行動
動物も人も命の尊さは同じ。大ケガで倒れている老犬を助けた警察官達の行動
2016年2月5日午後8時40分ごろ、神奈川県横浜市で、「犬がケガをして倒れている」という通報がありました。
二人の警官がオートバイで駆けつけると、裏通りの道端で首輪がついた老犬がうずくまっていました。
画像引用元:YouTube
老犬は大型犬だった為、オートバイに乗せることができませんでした。
無線で状況を聞いた別の警察官が、パトカーで現場に向かいました。
画像引用元:flickr.com
老犬は車に轢かれたらしく、身動きはしなかったものの、その小さな目は何かを訴えるようにこちらを見ていました。
「まだ、生きている」
触ると苦しむようにもだえ、噛み付こうとする老犬。
警官3人で30分ほど格闘した末、近所の人が貸してくれた鉄板を担架代わりに犬をパトカーの後部座席に乗せる事ができました。
震える犬をミラー越しに見ながら「早く診てもらわないと。飼い主が早く見つかってくれ」と祈りつつ、近くの動物病院へ向かいました。