【嵐】二宮の“波紋” なぜかアカデミー賞でメリー氏ら事務所幹部にお礼
【嵐】二宮の“波紋” なぜかアカデミー賞でメリー氏ら事務所幹部にお礼
これでちょっとは恩返しできたかな。すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています」
3月4日の「第39回日本アカデミー賞」授賞式で最優秀主演男優賞に選ばれた
嵐の二宮和也(32)の挨拶の言葉が物議をかもしている。
「10年前に同じジャニーズ事務所の木村拓哉が『武士の一分』で優秀主演男優賞にノミネートされた際、
『所属タレントの優劣をつけさせない』と拒否しましたが、最近は事務所の姿勢も変わりました。二宮は
山田洋次監督の『母と暮せば』で主役の吉永小百合の息子役で受賞した。通常、こうした挨拶では、
会場にもいた監督や吉永に感謝の言葉を言うべきもの。そうした人たちを差し置いて、事務所の社長、
副社長などにお礼を述べるのは極めて異例です。昨年、事務所の先輩、岡田准一が『永遠の0』で
受賞したときは、『自分を映画人と認めていただいてありがとうございます』と役者らしい挨拶で好印象
だったのとは対照的です」(映画記者)
放送していた日テレもこの部分はカットしていた。
「授賞式当日の放送でしたが、時間差で編集していた。映画界のイベントには違和感がある発言との
判断もあったでしょうが、ジャニーズと日テレは密な関係で、ジャニーズ側の了承も得てのカットと
言われています。多分、メリー氏らも二宮の発言は想定外だったと思います」(放送記者)
二宮の発言に影響を与えたのが「SMAPの“独立・解散”騒動と見られている」(芸能プロ幹部)という。
「SMAPの“公開謝罪”は『パワハラ』との声もあった一方、騒ぎを収めたのは『さすが』という見方もあった。
いずれにしても、所属タレントにとっては、メリー氏らの力を改めて見せられた思いがあるのでしょう」(同前)
前出の映画記者が言う。
「挨拶で二宮は『嵐の人たちも絶対、見てくれていると思うし、喜んでくれていると思います』と映画には
無関係のメンバーたちにもわざわざ言及していた。『嵐の結束は固い』という“リップサービス”にも聞こえました(笑)」
あまりに“いい子ちゃん”だが、逆に何かを起こす「嵐の前の静けさ」だったりして。
<週刊文春2016年3月24日号『THIS WEEK 芸能』より>
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160316-00005977-sbunshun-ent